【株式投資】実際に買ってみた。結果と反省、今回の学びとは?

2022-02-26
2022-02-26

【学び】株式投資基礎編:知らない単語調べてみたの記事に引き続いて投資勉強記事です。

今回はこれまでのお試し買いではなく、売却利益を狙った購入に挑戦してみました(めっちゃ少額なんですけどね!)。

また、投資関連の勉強結果も書いてみました。素人がちょっと調べただけなので生暖かく見守ってください。

※ 投資は個人の判断でお願いします

資産状況

今月の資産状況は以下の通りです。

項目値(円)運用収益率
資産総額573,059-0.89%
積立 NISA468,754+0.45%
外国94,638-6.81%
投信9,667-3.33%
ocean

先月からの変化で言うと、積立 NISA 分と今回購入した米国株式分が増えてます。

先月がほとんどプラスだったことを考えると今月はめちゃめちゃ減りましたね。

特にこの後書きますが、ちょっと欲がでて買ってしまった米国個別株の売り時を誤ってマイナスが垂れ流れてます。

先月から行ったこと

この 1 ヶ月で挑戦したのは、売却益を目的とした株の購入です。

これまでは積立 NISA や比較的放置してもいいものに投資してましたが、勉強がてら個別株の売買を試しました。

こちらが購入情報です。

購入銘柄$CLR
保有株数6 株
取得単価58 USD
外貨建評価損益-9.92%

結論から言うと、この購入(と言うか売却?)を失敗しました。

私が購入して以降株価が下がっています。しかも後から見ると一番高い株価で買ってます。。。

なぜ$CLR を購入したかと言う理由ですが、石油株が熱いという情報を SNS で見かけ、実際に株価を見るとどんどん上がっていたからです。

「今買えば波に乗れるぜ!」と思ったのですが、私は完全に乗り遅れてました。。。

失敗した原因分析

失敗した原因は以下の 3 つです。

  • いつ売るかを考えてなかった
  • SNS などの 2 次情報、3 次情報で動いてしまった
  • 「なぜ石油株が上がっているのか」がわかっていなかった

それぞれ分析します。

いつ売るかを考えてなかった

こちらが$CLR のチャートです。

clr

見ての通り、私が買ったのは天井付近です。なぜかこの時はまだ上がると思っていました。

ちょっと利益でた、もしくはここまで下がったら売るといういわゆる損切りができなかったため、その後ずるずると損益は悪化しました。

これまで長期投資しか考えてなかったので損切りをちゃんとやらねばという意識がなかったです。購入時は損切りを考えるという学びを得ました。

SNS などの 2 次情報、3 次情報で動いてしまった

やはり自分で考えて決断できないと今回のようにすでに波が去った後に購入してしまうことになりますね。

SNS の情報収集は有用ですが、発信者を選ぶかつ鮮度と信憑性のあるものに絞っていく必要があります。

「なぜ石油株が上がっているのか」がわかっていなかった

すでに書いた内容に近い部分もありますが、「なぜ株価が上がるのか」そして「なぜ下がるのか」 というのが自分である程度判断できないと買うタイミングと売るタイミングがわかりません。

これがわかったら苦労しないとは思いますが、今回は考えなさすぎでした。

一応、今回なぜ石油株が高騰したのかの自分なりの理解を書いておきます。

コロナショック → 石油の需要縮小 → 石油の減産 → コロナ回復の兆しで石油需要が戻ってくる → 石油足りない!→ 原油価格高騰 → 石油関連株上昇

その他、再エネ移行に伴う化石燃料への投資縮小などが背景にある。

あとは、調べて知ったのは石油が使えるようになるまで結構な年数がかかるということと、そのための投資額がでかいということです。 つまり、需要が増えてきたからすぐに供給を増やせるというものではないようです。

石油株高騰の背景がわかったところで、今度は石油株は今後どうなるのかというところ。

実際株価が下がってきたということは、需要が満たされる・供給が追いつく兆しがあるのだろうか。正直、まだ需要に追いついてない気もする。 おそらく株価的には過熱しすぎて頭打ちということなのかもしれない。

参考文献

なぜ今月は損益が悪い?

石油株の反省を活かし今月の損益悪化についても考察します。

パッと調べて出てくるのは、米国の金利上昇です。なぜ金利が上昇するかというと、コロナに伴い、米国は金利を低くすることで景気が悪くなるのを防いでいた。 ただ、コロナがおさまるにつれて今度はインフレが進みすぎるという現象になった、というのがざっくりとした背景と原因のようです。

ここで、私のような初心者が考えなければいけないのは、金利と株がどういう関係なのかということです。

ここでいう金利とは会社が銀行からお金を借りる際に支払う利子のことです(※ いろいろ言い方があります詳しくは下記文献参照)。 そして株価と金利は以下のような関係があります。

金利が低い → 会社がお金を借りやすくなる → 会社は事業拡大などの様々なことに投資ができる → 会社の収益が増える → 株価が上がる

金利と株価は逆相関になっています。したがって、今回のように金利が上がるとなったので、私の購入した株たちは軒並み株価が下がってきたというわけです。

また、上記の理屈からわかるように利上げで特に影響を受けやすいのはこれからお金が必要になる会社つまりグロース株と呼ばれる銘柄たちです。

さらに、金利にも短期金利と長期金利があり、株価への影響を見るなら長期金利を見るのが良いようです。

参考文献

今回の学び

今回の学びをまとめます。

  • 株を買う時はどう売るか(損切りするか)もセットで考える
  • 1 次情報を取得し、自分で投資判断ができるようにする。SNS の情報は使い方が重要。
  • 石油株はコロナの影響で需要と供給のバランスが崩れて上昇傾向にあった
  • 金利と株価は逆相関。特に長期金利は要チェック